誰でも「商品設計」ができる簡単かつ確実な方法
「こ
ういうことをやりたい」という想いは、はっきりある。
だから、インターネットを通じて集客したいと思っている。
ところが、実際にはじめようとすると…自分の商品が何なのかがわからない。
もしかすると、あなたもそんな風に悩んでいませんか？
つまり、やりたい分野ははっきりしているものの、いざ具体的な話となると、どんな内容にすればいいのか、値段はどれくらいがいいのかという、細かい部分が、さっぱりわからない。
ついには、そもそも自分に何ができるんだろう？と考え始め、ぐるぐる回っているばかりで、最初の第一歩が、踏み出せない。
…それって、実は、あなただけの悩みではありません。
私が受ける相談のトップ３に確実に入っているのが、商品設計に関するもので、実際、すべての人が、一度はここで詰まると言っていいくらい、商品の内容を具体的にどうするか、どう見せていくのか、というのは、意外に難しいものです。
そこで、今回は、あなたの持っているスキルや知識を、具体的な商品にする方法、
その中でも、特に、誰でも簡単に、一人でできるやり方をご紹介しましょう。
誰でも簡単！確実に商品設計ができる方法
それは…
ズバリ、自分自身のセミナー・講演会を企画して、一度作ってみるという方法です。
と言っても、会場を借りて、きちんとした形で作り上げる必要はありません。
単に、あなたがお客様に伝えたいと思っている内容を、１時間や２時間かけて、実際に話し切ってみる、ということです。
ちょっぴり意外な方法ですが、もし、あなたにはセミナーや講演会をする予定がなかったとしても、あなた自身の商品内容をまとめるためには、一番、即効性が高く効果的です。
というのも、自分自身でも気がついていない、あなたが「本当に伝えたいこと」を、すんなり引き出すためには、誰かに伝えようとするのが一番だから。
どうも、人間の脳というものは、相手があることで、ぐっとパワーアップするようで、例えば、これ、ぬいぐるみ相手に講義をするのであっても、効果的なのです。
アイデアや考えというものは、頭の中でまとめようとすればするほど、混乱するもの。
かと言って、紙に書いて整理しようとしても、なぜか核心からどんどん離れてしまいがちで、まとめるには、意外に時間がかかります。
ところが、自分の考えを、一定時間、誰かに向かって話し続けるなら、自分でも気づかないうちに、自然と順序立てて話していたり、思っていたよりも、ずっとたくさん話せたりするものなのです。
そして、そんな風に、半ば強制的に、あなたが伝えたいことを一度話しきってしまうプロセスの中で、「これはもっと、こう伝えたほうがわかりやすいな」なんていう改善点が、不思議なくらいにたくさん思い浮かんできます。
それだけではなく、それを客観的に眺めると、実は、自分は、こういうことを一番伝えたかったんだ、ということがハッキリとわかるのです。
ですから、単に相手に話すだけでなく、それをぜひ動画に撮影して、後で、自分で聞いてみるのがオススメです。
商品設計のための動画撮影の方法
いきなり動画というと、ハードルが高く感じる人もいるかもしれませんが、スマホで撮れば、見るのも、そして編集する場合も、とても簡単です。
実は、動画セミナーをやっている人の多くは、高価な機材を使っているのではなく、iphoneで撮っていることが多いもの。
私も、iphoneの標準のカメラアプリの「ビデオ」で、そのまま撮ってますが、写真を撮るくらいの気軽さで、簡単に動画を撮影できます。
スマホを挟んで固定する三脚が、家電量販店などで、安価で売られているので、それを使用して、自分で押して、撮影をはじめればいいだけ。
もちろん、結果的に、撮影した動画が、あまりにシドロモドロで見るに耐えないなどの理由で、結局は公表できなかったとしても、それはそれでいいのです。
それ以上に、いろいろなメリットがあるのです。
お試しであっても、動画セミナーを作ると、良い点
１コンテンツや商品設計の段取りが、体験的にわかる
いきなり商品をと言われても、どうやって内容を作ればいいのか、手が止まってしまいがち。
それが、１時間の動画セミナーと具体的になっていると、原稿を考えているうちに、なんとか形になっていくことが多いので、やればやるほど、商品化の段取りが自然とわかるようになってきます。
もし、なんとも形になっていかないなら、ぶっつけ本番で撮り始めてもOKです。
実際にやってこそはじめて、コンテンツの作り方の概要がわかるようになります。
それに、大枠がわかってると、後で作り方のコツを教わる機会があった場合にも、すっと身につきやすいですよね。
２自分の強みがはっきりする
どんな内容を話すかを考える段階で、あなたはきっと、もの凄く考えることになります。
特に、自分のお客様が興味を持っていることって何だろうというポイントを、しっかり考えるほど、良い内容になります。
すると、当然、自分の頭のなかで、ぼんやりしていたり、整理されていなかったものが、はっきりしてきて、知らず知らずのうちに、自分の強みが、ようやく自分でつかめるようになったりもします。
２自分のビジネスに自信がつく
もしかすると、「いきなり１時間なんて、無理…」と心配されているかもしれませんが、大丈夫です。
何しろ、話すのは、あなたの専門分野。
やってみればわかりますが、たったの１時間も話せないはずがないのです。
実際、私の身の回りでは、一回通して話してみると、「案外、話せるじゃない」という感想を持つ人ばかり。
つまり、これをやるほどに、あなたは自信がついてくるということでもあります。
３自分のコアがはっきりわかる
動画を何度かとっていると、自分が本当に伝えたいメッセージは何なのか、そして、実際に、自分に伝えられることは何かということが、よりハッキリとつかめるようになります。
軸がハッキリ定まれば、あなたのモヤモヤは、ずいぶんと楽になるはずです。
４動画の撮り方がわかる
おまけに、今、「動画はトレンド」だと言われていますよね？
トレンドとカタカナで言われると、ちょっとわかりにくいのですが、いつか終わってしまう流行（ブーム）ではなく、確実に向かっていく方向性であるというところに、強調がある言葉です。
つまり、スマホがガラケーに取って代わって、もう以前には戻らないように、これから、個人でビジネスをする方にとって、動画は必須。
当然、早いうちに、慣れておく方がいいのは、当たり前のことです。
いざ、撮ってみると、背景はどうしようとか、立って話すか座って話すか、どこを見ればいいの…など、
はじめは、いろいろな面で、試行錯誤になります。
そして、もちろん、撮るほどにコツがわかってくるわけです。
だから、たとえ、商品設計のためだけに撮影し、自分で秘蔵していたとしても、当然上手くなっていくのはもちろんです。
要するに、この方法、一石二鳥以上だということ。
ぜひ、あなたも試してみてくださいね！
