売上が上がらない時に、まず考えるべき3つのポイント
「どうも思ったように売上が伸びない」「さっぱり商品が売れない」という時には、 当然、それなりの理由があるもの。
ですから、そういう時こそ、パニックに陥らず、冷静に状況を分析する必要がありますよね?
やらなければいけないことは、いくつかあるのですが、 一番簡単で、効果がはっきりわかるのは…
今やっている仕事の内容を見直すことです。
そこで、今回は、「売上を上げること」と「あながが今やっている仕事の内容」との関係について、 はじめに、考えていただきたいポイントを、お伝えしましょう。
売上を上げるために必要な仕事には、3種類ある
実は、あなたの商品やサービスが、売れるまでの間に、あなたが やっている仕事には、3種類あるはずです。
その1つ目は、ルーティーンの仕事。
いつも繰り返して、継続的にする作業、ありますよね?
たとえば、メールのチェックとか、掃除とか、そういった些細なことも含まれますが、 私の場合で言えば、ブログを書くこととか、メルマガを書くこととか、今すぐ、直接、 売上につながらなくても、いつも決まってやる必要があるお仕事のことです。
2つ目は、通常業務。
これは、「納品」にまつわる業務のこと。 サービス提供自体もそうだし、そのために必要な仕入れなども、それがなければ、 商品として成り立たず、お客様に提供できないので、ここの仕事になります。
一般的に、仕事っていうと、ここの部分を指しますよね?
実際、「今日は、仕事したなぁ〜!」と、すごく充実感を感じるところは、ここかもしれません。
で。
普段からやっている、ルーティーンと通常業務。
さて、これ以外に、 何かほかの仕事って、あるでしょうか?
…実は、もう一つ、あるのです。
その3つめの仕事が、新規顧客獲得です。
つまり、新しいお客様を集めるための、あらゆる仕事のことを言います。
もし、新しいお客様に来てもらおうと思ったら、いつもやっている以外の新しいことをする必要がありますよね?
だって、今と同じことをしていたら、当然、明日も同じ結果になるはずです。
ですから、ちゃんと集客しつづけていくためには、常に、何か違ったことをしていく必要があります。
売上に直結するのは、3つのうちのどれ?
仕事と言うと、普通は、2つ目の「納品」にまつわる仕事を考える人が多いのは、 当然といえば、当然です。
普通は、そこに使う時間が一番長くなりますし、 特に、あなたがサラリーマンをやっていた経験があるのなら、たいていの会社では、 営業と納品は、別の部署になっているため、そういう発想になるのも当然かもしれません。
ただ…
お客様がいなければ、納品する必要って、ないわけですよね?
ルーティーンの仕事も、通常業務も、お客様あってのこと。
なのに、漠然と「売上が上がらない」と言っているような場合には、そもそも、このお客様の数を増やす仕事を、ちっともやっていないというケースがほとんどだったりします。
実際、新規顧客の獲得というのは、特にやらなくても、日常業務としては、 回っていってしまうため、うっかり後回しになり、先延ばしにしがちですが…
冷静に考えてみれば、「新規顧客獲得『以外の』ほかの仕事すべて」こそが、「後でやればいい仕事」とも言えるわけです。
つまり、売上を上げるために、最も重要なのは、3つ目の新規顧客獲得の仕事なのです。
今日、あなたは、新しいお客様と出会うために、何をしましたか?
あなたのビジネスの場合、今までやっていなかったことで、新しいお客様が来てくれることに繋がるような活動には、 どんなものがあるでしょうか?
今日、すぐにできないことであっても、考えてみれば、何か、見つかるものです。
ぜひ、それを、リストアップしてみて下さい。
例えば、新たにブログやホームページを作ってみるとか、チラシを変えてみるとか、 いつも使っているキャッチコピーを変えてみるとか…
新しいアイデアも、きっとでてくるはずですよ。